規則性
算数の学習において規則性を見つけることは大切な力です。4年生の「変わり方」や6年生の「比例・反比例」では規則性を見つける学習を通して、子どもたちは一般化や効率化のよさに気づいてきます。
規則性を見つけることは、単なる計算や記憶だけではなく、論理的思考や抽象的な思考力を駆使する立派な数学的なスキルです。今回は規則性を見つけるための課題を紹介します。
規則性を見つける練習を通じて、算数の理解力や問題解決能力を向上させることへとつなげましょう。
スポーツ界の規則性
普段、何気なく見ているスポーツの世界にもたくさんの規則性が潜んでいます。先日、ボクシングでは井上尚弥選手が4階級チャンピオンになりましたが、この4階級にも規則性はあるのでしょうか。色んなスポーツを「規則性メガネ」をつけて見ていきましょう。
柔道の階級
男子
左から順に6、7、8、9、10と増えていっています。算数メガネをかけると、柔道の階級がエレガントな増え方だということに気づくことができます。
女子
左から順に4、5、6、7、8と増えていっています。女子もエレガントな増え方でした。
ボクシング
左から順に1、2、2、1、2、2、1、2、1、3、3、3、4、3、11と増えていっています。
パッと見る限り規則性はありません。階級でいうとボクシングより柔道の方がエレガントと言えそうです。
レスリング
男子
左から順に8、9、12、11、28と増えていっています。規則性はありません。
女子
左から順に3、4、5、6、8と増えていっています。惜しい!最後が7ならば・・・
UFC(総合格闘技)
左から順に5、4、5、7、6、10、27と増えていっています。コレも規則性はありません。
おわりに
柔道以外のスポーツについては、予想以上にエレガントな規則性が見つかりませんでした。正直、もっと多くの規則性を見つけられると期待していましたが、現実はそう簡単ではありませんでした。しかし、今後もスポーツ界で規則性が発見された場合は、積極的に更新していく予定です。
普段はあまり意識しないかもしれない数字や規則性も、このような視点で見つめることで新たな発見があるかもしれません。この記事を読んだ方の中に、スポーツ界で規則性を見つけたり、興味深い発見があれば、どしどし教えていただければと思います。一緒にスポーツ界の規則性を探求しましょう!
コメント