一人一台端末って何から始めたらいいの?
子どもたちにICT機器を使わせたいと思いつつも、何から始めていいか分からないという人は多いと思います。ICT機器は興味がある人は深く探求しますが、興味がない人は全く使わないという二極化の印象があります。
今回は、ICT機器を苦手意識を持つ人でも踏み出せる「ICT機器のはじめの一歩」をご紹介します。
まずは技能から
基本的に、どのようなICTのアプリを使用するにしても「タイピング技能」が大切です。算数で言うところの四則演算でしょうか。それができることで幅が広がります。しかし、タイピング技能を高めることは容易ではありません。毎日少しずつ積み重ねることが大切ですが、それには子どもたちが必要感を感じたり楽しさを感じたりしなければいけません。
では、どのようにしてタイピング技能を高めていけばいいのでしょうか?
オススメはこの3つ!
どれもブラウザ(インターネット検索)から、使用することができますので難しい作業は一切ありません。検索してクリックするだけです。自分は今から紹介する3つのソフトを使って、子どもたちのタイピング技能の向上に取り組みます(毎年取り組んでいます)。
寿司打
寿司打は学年問わず大好評です。お手軽(3000円コース)を繰り返し行うことがオススメです。最後に「○○円お得でした!」と数値で自分の実力が分かるので、毎回自己ベストを狙って夢中になれます。寿司打はコチラ。
ベネッセタイピング
ベネッセが出しているタイピング練習ソフトです。寿司打と比べるとバラエティ要素は少ないんですが、これの良いところは指の位置が分かるところです。1分〜5分を選べますが、1分を繰り返しすることをオススメします。5分を1回するなら、1分を5回してください。
ベネッセタイピングはコチラ
ポップタイピング
高学年向きのタイピングソフトです。このポップタイピングは速く打つほどポップコーンが弾ける演出で視覚的に楽しめる上に、スコアに応じて称号がもらえます。子どもたちは全ての称号をゲットしたいため、全力で頑張ります。
ポップタイピングはコチラ
朝の時間や雨の日に
授業中にタイピング練習は行いません。朝学習の時間や、雨の日の休み時間に行います。この辺りは各学校のルールがあるので、柔軟に考えることが大切です。
指導者がすることは、このソフトの説明をすることだけです。ただし、全てのソフトを紹介する必要はありません。クラスの実態を見て、合っているソフトを1つ紹介してあげてください。
続けていくと、高学年は大人よりタイピングが速くなります。何から始めていいか分からない人は、まずはタイピング技能の向上から始めてみてはどうでしょうか。
コメント