【規則性】101匹わんちゃんを木で囲むと?【4年】 - バズさん〜バズる算数〜

【規則性】101匹わんちゃんを木で囲むと?【4年】

C 変化と関係
のなごん
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算数の良さ

小学校4年生の単元に「変わり方」があります。この単元は、とても算数の良さが凝縮した単元だと考えています。

たくさんある算数の魅力の中でも、特にこの単元の良さは「楽をすることができる」という点にあると考えています。1つ1つ計算をしなくても、規則を見つけてしまえば、あとは式に置き換えて計算して求めることができるのです。

この単元で身に付けたいことは主に2つです。

「表を使って分かりやすくすることを学ぶこと」

「パターンを見つけること=一般化の重要性を理解すること」

新しい発見を重ねるこの単元を、子どもたちにとって素晴らしい学びの体験にしていきたいと思います。

問題

上のように3本の木で犬を1匹囲みます。

10匹の犬を囲むとき、何本の木が必要ですか。

準備物

・犬(黒板に貼れるように)

・木(1本1本黒板に貼れるように、たくさん用意する)

・表(板書用、子どもたちがノートに貼る用)

見通し

のなごん
のなごん

1匹のときは木が何本必要なのかな?

子ども
子ども

3本です!

のなごん
のなごん

じゃあ、2匹の時は?

子ども
子ども

5本です!

ポイント

いきなり5匹の時を考えるのではなく、まずは1匹から確認していくことが大切です。この際、子どもたちとやり取りをしながら板書で整理(表をかく)していくことで算数が苦手な子どもも理解できるようにします。何をやっているのか、何を考えるのかを明確にしてください。

考え

子ども
子ども

犬が1匹増えるにつれ、木は2本増えます!

子ども
子ども

5匹のときは11本の木が必要です!

のなごん
のなごん

表にまとめることで、とても分かりやすくなりますね。

応用問題

101匹の犬を囲むとき、何本の木が必要ですか。

見通し

のなごん
のなごん

101まで1つ1つ表をつくれば簡単ですね!

子ども
子ども

それは、大変すぎる・・・

のなごん
のなごん

じゃあ、どうすればいいんでしょう・・・

子ども
子ども

きまりを見つければいいよ!

考え

この表から規則(きまり)を見つけることが大切です。

□×2+1=△

つまり、101匹の場合

101×2+1=203

おわりに

算数において規則を見つけることは非常に重要です。一般化の考え方は、非常に汎用性の高いスキルであり、他の単元や教科にも応用できます。一般化の力を身につければ、数がどれだけ大きくなろうとも問題ありません。

子どもたちが今回学んだことの有用性を実感し、さまざまな場面で活用できるようになることを期待しています。

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