素数って?
1より大きい整数で、1と自分自身でしか割り切れない数。
(例)2、3、5、7、11、13、17・・・
準備物
・トランプ(班に1セット)
・素数一覧表
ルール
先に出されたカードより、同じ枚数でより大きな素数を出して行き、先に手札がなくなった人の勝ち。
(例)3→5→11
素数じゃないカード
例えば、4や6などのカードは素数ではありません。その場合どうなるのでしょうか・
その場合は、組み合わせて素数をつくることで、カードを出すことができます。
(例)4と1を組み合わせて41。12と7を組み合わせて127。1と2と7を組み合わせて127。
このようにカードを組み合わせることで出すことができます。ただし、最大3枚までしか組み合わせることはできません。
ジョーカー
基本的には大富豪と同じルールです。なので・・・
①1枚で出した時には最強
②0から13の数になれる。
(例)3とジョーカーなら、313になります。
カードが出せない時は?
①「パス」
②「パス」+山札から1枚取る。
上記の2つからプレーヤーが選択します。
まとめ
・同じ枚数で、より大きい素数を出す。
・最大3枚(3桁までオッケー!)
・ジョーカーは1枚出しでは最強。0〜13に変身できる。
・最初は1人5枚ぐらいで始めるのが良さそうです。
上記に書いたルール以外にもクラスの実態に応じて、新たなルールを付け足すのもありでしょう。
(例)6年1組→61を出せばリセットできる(8切りと同じ役割)
6年1組→61を出せば数の大小(強弱)が逆転する(革命と同じ役割)など
おわりに
私は6年生を担任しているときに行っていました。隙間時間や、子どもたちが疲れている時に通常の算数の授業では厳しいだろうなぁと感じた時などに行っていました。「素数を覚えよう!」と言う必要はありません。素数大富豪をしているうちに自然と素数を覚えてしまうことがねらいです。
班に1セットトランプを用意する必要がありますが、トランプは算数としては「使える」教材なので、私は私物として持っています。コストを考えても、リターンの方が大きいです。トランプを使った授業や算数的なゲームはたくさんありますので、今後紹介していきます。
私が使っているトランプはプラスチック製のものです。紙製のものだと、すぐにボロボロになりますが、プラスチック製の場合は長い間使えます。なので、授業で小学生に使わせる際は絶対にプラスチック製をオススメします!1度購入すれば何年間も使えるので、回収できる投資だと思います。
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