ねらい
こんにちは!のなごんです。
小学校2年生の算数の授業では「100より大きい数」について学びます。この単元で大切なのは、子どもたちが「10のまとまり」や「100のまとまり」の考え方を身につけることです。
しかし、指導者が単に「10のまとまりって大切だよ!100のまとまりって便利だよ!」と伝えるだけでは、子どもたちは受け身になり、楽しい学習とは程遠いものになってしまいます。
そこで今回は、子どもたちが自然に「ついつい」10のまとまりや100のまとまりを使ってしまうような工夫を取り入れながら、楽しく学習を進めていきます。この方法を通じて、子どもたちは数のまとまりを理解し、自主的に活用する力を身につけることができるでしょう。
ほんの少し問題を工夫することで、指導者が何も言わなくても10のまとまりや100のまとまりを使うようにします。
導入
今から画面にある用紙を映します。何文字書いてあるか数えてね!
あ、でも一瞬しか映さないので、よ〜く見るんだよ。
分かりました!
(画面に5秒ほど映して、すぐに隠す)
えーーー!分かりません!
もっと見せて欲しいです!!
え、みんな簡単そうにしてたのに、難しすぎたかな?
問題
用紙の中には何文字ありますか。
見通し
たくさんありますね・・・よーし、じゃあ1文字1文字数えていこう!おー!
先生、1文字ずつ数えるのは大変です・・・
じゃあ、どうやって数えればいいの?
ここでは、指導者の演技力が大切です。
基本的に授業では子どもたちがツッコミだと捉えてください。指導者はボケです。そうすることで、学習の先頭を子どもたち走っている状態にします。
必ずおさえること
のなごんティーチャー
よく見ると「10のまとまり」になっています。私の経験上、必ずここに子どもたちは気づきます。
「10のまとまり」に気づいたら、あとは子どもたちに投げてしまっても大丈夫です。「10のまとまり」をつくりながら数えていくでしょう。
考え
10のまとまりが21こ
答え210文字
と、考えてしまうとダメなんですよね。右下のところを忘れてはいけません。
10のまとまりが2こ、6文字。つまり、26文字を引かなくてはいけません。
210ー26=184
答え184文字
ここでも、ほんの少し工夫を加えることで子どもたちが、より考えることができるようにします。
まとめ
10のまとまりを使うと、早く正確に数えることができる。
おわりに
算数の世界は、日常生活に隠れた面白さと便利さがたくさん詰まっています。今回の授業を通じて、「10のまとまり」を活用する楽しさを味わい、数えることの魅力を感じたことだと思います。
日常生活の中でも「10のまとまり」を使うことができる場面はたくさんあります。今回の学習で学んだことを、日常生活の中でも役立てることを期待しています。
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