【教科等横断的な学習】数直線すごろくをつくろう!【2・3年】 - バズさん〜バズる算数〜

【教科等横断的な学習】数直線すごろくをつくろう!【2・3年】

A 数と計算
のなごん
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1000より大きい数

小学校2年生では「1000より大きい数」(10000までの数)を学習します。この時、数の大小や順序を理解するために数直線が使われます。

今回は数直線を使って、子供たちにある物を創作し楽しんでもらいます。算数の要素に加えて、図工や国語の要素も取り入れていきます。さて何を創作するんでしょう?

「数直線すごろく」をつくろう!

数直線すごろく!?

このゲームは、私が小学2年生の算数を教えていた際に考案し、子供たちと保護者から大変好評を得たものです。具体的には、数直線をゲームボードとして活用し、サイコロを振って進みながらさまざまなイベントを楽しむゲームです。文字だけでは伝えにくいかもしれませんので、以下に実際のワークシートを示します。

つくり方

イベント

自宅からスタートし、小学校がゴールとなります。

すごろくなので、途中にイベントがあります。ここにはイベント内容を書いていきます。この時、大切なことが該当する数直線の数を用いるということです。例えば上のワークシートの①ならば、該当する数は「23」「230」「2300」などになります。

(例)

・たんぽぽがたくさん咲いていたので、数えてみると「23本」あった。お花を見てハッピー気分になったので5めもり進む。

・自動販売機の下で「230円」を拾う。警察へ届けるために3めもり戻る。

・ナンバープレートが「2300」のカッコイイスポーツカーが駐車場に止まっていた。しばらく見とれてしまったので1回休み。

ここには起きたイベントの絵を描きます。色鉛筆を使って美しく仕上げるといいでしょう。

数直線

サイコロを振って1が出たら「1進む」、6が出たら「6進む」です。

100均で矢印の形をした付箋があるので、それを1人ひとつわたしてあげるとよいでしょう。

ポイント

1めもりの大きさ

数直線を読み取るには、1めもりの大きさを理解する必要があります。ここでは自分自身が数直線の作り手側にまわることで、1めもりの大きさの理解を深めていきます。

数と単位

「23」と言っても「23本」「23円」「23日」「23人」など様々な「23」があります。どの「23」にするかを考えることも学習の1つと言えるでしょう。

文章

数と単位が決まったら、次は文章です。自らが決めた数と単位に合った文章を書く必要があります。ここでは書く力の育成を図ります。

実際に遊んでみよう!

完成したら、友達と一緒に遊んでみましょう。サイコロを振って、その出た目の数だけ数直線上を進みます。この遊びを通じて、数直線の目盛りを数える活動を楽しみながら、知らず知らずのうちに読み取りの練習をしています。そのため、自分の分は自分で進めるようにすることが大切です。

子どもたちは自分で作った数直線すごろくを楽しむことでしょう。相手を変えながら何回もさせてあげてください。

私は授業が終わったあと1度回収し、子どもたちの作品を掲示しました。1人ひとり個性たっぷりの数直線すごろくが完成すると思いますので、ぜひ掲示してあげてください。

今回使用したワークシートはこちら。

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