夏休み明けの算数授業は「楽しいスタート」がカギ
夏休み明けの授業は、子どもも先生も生活リズムがまだ戻りきっていません。
そんな時にいきなり教科書を進めると、子どもたちの集中力が切れてしまいがちです。
おすすめは、「授業開き」に楽しく頭を使える算数ゲームやクイズを取り入れること。
授業のスタートで子どもたちが「算数って楽しい!」と感じれば、2学期の学習にも意欲的に取り組めます。
本記事では、準備物なしですぐに使える算数授業ネタを紹介します。
小学校1年生から6年生まで幅広く対応できるので、ぜひ授業でお試しください。
準備なしでできる!おすすめ算数ゲーム・クイズ
夏休みを最後まで楽しむ大人の気持ち・・・よく分かります。教材研究を行う心理的ハードルが高いことも理解できます。
そこで、今回は手軽な授業アイデアをご紹介します。特別な準備は不要です。思い切って、リラックスしながら楽しむことができる学習を紹介します。
複雑なことはありません。ただ楽しく、そして頭を使う遊びを通じて、学びのスタートを切ってみましょう。ちなみに1年生から6年生まで対応しています。
マッチ棒パズル(頭の体操にぴったり)
マッチ棒を1本動かして、正しい式にしましょう。

解答:5=9ー4

解答:7ー1=6

解答:9ー4=5

解答:3+3=6

解答:3+2=5

解答:2ー1=1
数字パズル(ア、イ、ウに入るのは?)
ア、イ、ウに入る数字は?

解答:ア2 イ1 ウ5
左上から右回りに1、2、3、4、5

切り分けクイズ
3回切って8等分します。どのように切るとよいでしょう。

解答:十字に切った後、側面を切る。

解答:十字に切った後、全てを重ねて半分にする。

おわりに
夏休み明けの算数授業は、子どもたちにとっても先生にとっても「新しい学期のスタートライン」です。
この時期に大切なのは、知識の詰め込みよりも 「算数って面白い!」という気持ちを育てること。
今回紹介したマッチ棒パズルや切り分けクイズ、たこやきゲームのように、準備なしでできる算数アクティビティを授業開きに取り入れるだけで、教室の雰囲気がぐっと明るくなり、よいスタートを切れることでしょう。
ぜひこのアイデアを取り入れて、2学期の算数を「ワクワクから始まる授業」にしてみてください。
きっと子どもたちが「算数って楽しい!」と実感し、学びへの意欲を高めてくれるはずです
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